15日間で5試合を戦う過密日程を4勝1敗で乗り切り、首位に立っている鳥栖。この5連戦の戦いを振り返ってユン・ジョンファン監督は、「選手たちがこの山場をしっかりと乗り越えてくれた。予想以上の結果をもたらしてくれた」と選手たちへの賛辞を惜しまなかった。
今節・大宮戦に勝利すれば、1試合消化が少ないACL組の結果にかかわらず、7月19日のリーグ戦再開まで中断期間を首位で過ごすことが確定する。
そんなリーグ戦中断前最後の試合について高橋義希は、「中断期間に勝って入るのか、そうでない形で入るのかでは違ってくる」とこの一戦に集中している。
さらに首位という注目度から地元での期待度も上がっており、その観点からも「ホームでの試合で首位ということに対して期待して見に来てくれる人たちもいるだろうし、新しく見に来てくれる人たちもいると思う。そういう人たちがまた見に来てくれるような試合をしたい」とコメント。首位を走るいまだからこそ、新規層開拓のチャンスでもある。大宮戦がそんな人たちを引き付ける一戦になることを期待したい。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2014/05/14 17:08