8日、横浜FMは2013年度の決算を発表した。
それによると13年は約900万円の単年度黒字となり、クラブライセンス制度で懸念されていた3期連続赤字のリスクは解消された。
また、13年をはじめとする近年の営業努力が評価され、売り上げとは別に『特別利益』という形で10億円を日産から補てんされることが決まった。これによって累積損失16.7億円のうち10億円が減り、残った6.7億円も今年度中に何らかの形で補てんされる見通しだという。
13年は平均入場者数が過去最高を記録し、優勝争いによる賞金もあった。それも踏まえて嘉悦朗社長は「条件が整えば黒字化は可能というポテンシャルを検証できたが、一つでも要素が欠ければ赤字のリスクは依然残る。まだ盤石ではないし、リスクは残っている。改革のセカンドステージは必要」と語った。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2014/05/08 19:47