試合終盤の失点でドローに終わった前節・C大阪戦(1△1)を終え、選手たちは大宮へと帰ってきた。先発メンバー11名と早い時間帯から途中出場したチョ・ヨンチョルは、自主トレーニングとなり、疲労回復が優先された形だ。
最後尾を預かるGK江角浩司は、その中でも雨中のグラウンドをランニングして調整に励んだ。守備陣にとっては疲労とストレスの溜まる一戦を、江角は「ウチは決定機が少ない中でズラ(ズラタン)が1点を取ってくれた。勝ち切らないといけないゲームだった」と振り返った。
勝利を目前で逃したことにより「精神的なダメージは食らいやすい」と江角。しかし、だからこそ「そこからしっかり学んで次に生かさないと、何にもならない」ことも事実だ。中3日で迎える新潟戦に向けて、大宮は少ない準備期間で反省と切り替えを徹底していくことになる。
(大宮担当 片村光博)
2014/04/30 20:19