恒例となっている坂井大将と田中輝希の「お題リフティング」のお題は「赤いもの」、「高校サッカー」といったレベルから「スペイン語」などへと難易度を上げて盛り上がり、林晋太郎GKコーチも「早く筋トレに行きなさい」と釘を刺さねばならないほど元気な若手たちをものともせず、やはり圧巻の存在感を誇るのは“ミスター”こと高松大樹だ。
16日に右中殿筋の肉離れで全治3週間と診断された高松は現在別メニュー調整中だが、ランニング中も、チームメートの横を通るたびに何かイタズラせずにはいられない。だがみんな高松の絡みには慣れたもので、いなすのも日増しに上手くなっている。
得点力不足が課題のチームとしては、エースには一刻も早く復帰してほしいところ。菅原大介ヘッドコーチが「漫画読んでる場合じゃないぞ」と声を掛けようとしたが、高松はスキを縫っていつのまにか帰ってしまっていた。その気配の消し方たるや、やはり天性のFWである。
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2014/04/23 23:46