グラウンドでは今季からトレーニングメニューに加わったフットテニスが大いなる盛り上がりを見せている。スタッフも加わって6チームに分かれ順位を競う。初めて行った3日には終了後、負けず嫌いの為田大貴が「もう2回くらいやりましょうよ」とダダをこねて笑いを誘った。
2回目の6日になると、サーブの際にネット際に壁を作ってコースを隠すオリジナルの作戦を編み出すチームも登場。だが肝心の壁の構成員が松本昌也、伊藤大介、坂井大将、菅原大介ヘッドコーチと小兵集団だったため、対戦していた長身の高木和道からはコースが普通に丸見えだった。
田坂和昭監督が策士らしく若狭大志に心理的プレッシャーを与えたり、西弘則がネット越しにこっそり相手の背中を押すマリーシアを働いていたりと、細やかな見どころも多彩。為田の放った華麗なボレーはカラーコーンで作ったネットを破壊して、またも周囲を爆笑の渦に巻き込んでいた。
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2014/02/06 14:53