原口元気選手がザッケローニ監督を見返す活躍を誓いました。5日に発表された日本代表メンバー。その中に原口選手の名前はありませんでした。しかし、ザッケローニ監督は記者会見の中で宇佐美貴史選手に奮起を促すと、話題は若手選手へと広がり、原口選手も「今年は昨年より出ていない」と名指しで指摘されることに。
ザッケローニ監督の叱咤激励を「ネットで見た」という原口選手。「最初は『宇佐美が選ばれたんだあ』と思いながら見ていたら、辛口なコメントで『すごいこと言うな』と思っていたら、自分が出てきてビックリした(笑)」とその際の様子を語ってくれました。
9月にもザッケローニ監督から名前を挙げられ、奮起を促されていた原口選手は、「期待されているのか嫌われているのか分からない」と冗談を交えつつも、「悔しいので、ここからひと伸びもふた伸びもできるように1試合1試合を大事にしたい。明日はそういう意味でも気持ちが入ると思う」と、川崎F戦での奮闘を約束しました。
さらには、「今までの試合でもチャンスはあったし、俺ら前の選手が決めていればもっと良い順位にいたと思う。その責任は感じているし、チームの力になれるように頑張りたい。その気持ちをピッチで表現したい」とも。優勝争いのためにはもちろんのこと、3位をキープするためにも4試合ぶりの勝利が必要な川崎F戦。原口選手が勝利に導く活躍を見せてくれることに期待しましょう。
(浦和担当 菊地正典)
2012/11/06 23:16