3月21日、村井満Jリーグチェアマンが水戸を訪問し、練習や選手寮など施設を見学した。
「Jリーグ51クラブすべて訪問する」と就任時に語った村井満チェアマン。宣言どおり、就任後に全J3クラブを見て回ったという。そしてJ2クラブへの視察を始めるにあたって、最初に水戸を選んだのには理由があった。
「Jリーグを通じて実現してほしいイメージのサッカーに水戸は近いから。なので、早く行きたいと思っていた」と説明。「試合を見るだけではなかなか分からない。なので、練習を見てみたかった」という思いから練習場に足を運ぶこととなった。
練習後に囲み取材に応じた村井チェアマン。その口から発せられたのは、水戸のピッチ内外の取り組みに対する賞賛の言葉だった。
かつて経営難から数回存続危機に陥った経験のある水戸だが、現在は「リーグ最小規模」の年間予算での活動が続いているとはいえ、3年連続黒字と健全経営を続けることができており、年々着実に成長を見せている。
(水戸担当 佐藤拓也)
2014/03/25 11:48