21日、神戸は第4節・名古屋戦へ向けたトレーニングを行った。
ナビスコカップ・G大阪戦で先発したメンバーは回復重視となった中、左足を痛めて離脱していた小川慶治朗が元気な姿を見せた。
離脱中には内転筋の強化を図り、「リフティングのケンダマが安定してできるようになった。シュート力も上がっているはず」と肉体の進化を実感し、「早く実戦で試したい」と、マインドが高ぶる様子を話している。
名古屋を率いる西野朗監督は一昨年の神戸の指揮官。そのとき、小川は西野監督からエースの指名を受けた。「感謝してる監督。勝ちに行くことが一番だと思っている。それは恩返しじゃなくて、本気のバトルで勝負したい。恩返しだったら、『じゃあ、勝たせろよ』になっちゃうので」と笑みをこぼしつつ、真剣勝負への意気込みを伝えた。
小川は「運動量、スピード。自分の武器を出したら勝てる」と力強く話し、必勝モードを研ぎ澄ました。
(神戸担当 小野慶太)
2014/03/21 21:51