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　京都との開幕戦直前に右太ももを痛め、別メニューでの調整が続いていた星原健太。右サイドバックでの開幕戦先発が濃厚と思われていただけに本人も当然、悔しかったはず。

　その星原が12日の全体練習に合流。合流初日を終えて「ブランクを感じました」と言ったものの、その表情は明るいものだった。

　星原と言えば、スピードが武器だと自他ともに認めるが、オフ・ザ・ピッチではとてつもなく“遅い”らしい。練習場までは車で通っているのだが「2車線あったら、その左車線をだいたい30キロくらいで走ってます。速度メーターが50キロまで行くことはほとんどないですよ」と、超安全運転ぶりを明かす。

「スピードが武器なのに意外だね」とこちらが返すと、「いまはグラウンドでも安全運転です。復帰したばかりで再発を避けたいので少し様子を見ながらプレーしていますから」。

　ピッチ上での安全運転を終わりにして、アクセルを思いっきり踏むのはもう間もなくだ。