C大阪に続いて行われたアウェイ・山東魯能の前日会見には、クーカ新監督(写真・右)とDFの戴琳(ダイ・リン/写真・左)が出席した。
相手の印象についてクーカ監督は、「C大阪の試合のビデオを見て一番印象に残っているのは、ボールコントロールの良さ」だと語った。中国メディアからは「今季の山東魯能はかなりお金をかけたチーム作りをしている。中国国内でも、広州恒大やリッピ監督との比較は常に話題になっているが、中国サッカー界からのプレッシャーは感じるか?」と厳しい質問も受けたが、涼しい表情で、「広州恒大との比較はまだ早いが、ブラジルでも常にプレッシャーを背負いながら仕事をしてきた。これまで一度もプレッシャーにつぶされたことはない」と受け流し、自信を覗かせた。
ただし、現在のチーム状況については、「順調に進んでいるが、私も含め、バグネル・ラヴ、アロイージオ、モンティージョもまだチームに加わったばかり。すぐに結果につながるとは思わない」と分析し、「溶け込むには時間も必要」との見解も示した。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/03/10 19:55