5日に行われたニュージーランドとの試合翌日、10時過ぎから始まった練習に豊田陽平の姿があった。
「今日も別メニューで調整するかなと思ったんですけど、本人が早い便に乗ってチームに合流したいと言ったという話を聞いた」とユン・ジョンファン監督も驚いたほどの早さでチームに再合流し、フルメニューを消化した。
練習後の囲み取材の際、代表戦での豊田について記者陣から質問が飛ぶとユン監督は「トヨ自身があの短い時間の中で見せられるものというのはそんなに多くないと思うし、トヨの問題というよりも日本のサッカー自体があまりストライカーというものを活用しない。そういうサッカーをしているなと思いますね。私の見る上ではそこが1番大きいなと思いますし、あまり背の高い選手、上背のある選手がその中で生きていない」と独自の観点から分析した。
ただ、「個人を見ると以前、代表に行ったときよりもだいぶチームに馴染んでいる」と成長も感じている様子だった。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2014/03/07 19:05