6日のトレーニングで“サプライズ”があった。
始動からずっと控え組でプレーしていたDF濱田水輝がレギュラー組に入ったのだ。
「相手の長所である高さと球際のところを見て、監督もこういう使い方というか人選をしたのかなと思う」と濱田は話したが、那須大亮に「(濱田と競り合う)セットプレーの練習が一番キツい」と言わしめた競り合いの強さで抜擢された。
濱田にとって、鳥栖は「思い入れもある」相手。2012年にナビスコ杯、リーグ戦とアウェイでの鳥栖戦2試合に出場したが、いずれも力を発揮しきれず、チームも敗れた。
「リベンジしたい気持ちは強い。かなりのチャンスだと思っているし、これをモノにできなかったら厳しくなると思うので、最初で最後のチャンスだと思って。でもそんなに気負いすぎずに頑張りたい」。
これでスタメン出場、とすんなり行くかどうかはわからないが、少なくとも展開次第で出番はあるはず。今季のテーマとも言える「強い気持ち」でリベンジを期する。
(浦和担当 菊地正典)
2014/03/06 20:20