今季の仙台には英語を母国語とするメンバーが増えた。アーノルド監督、クラーク・フィジカルコーチ、マグリンチィ。彼らの加入により英語でのコミュニケーションの機会が増えた一方で、少しずつだが、監督たちも日本語を覚えている。
アーノルド監督は共同の会見などで日本語の挨拶をしたり、給水のときに「ミズ」と日本語で言ったりする。クラーク・フィジカルコーチは、前回の記事に関連して話を聞いたときには突如「問題ない」と日本語で話した。マグリンチィは「角田(誠)や(渡辺)広大など、英語を話せるチームメートがゲームの中でも英語で指示を出してくれるけど、自分のほうももっと覚えないと」と勉強中だ。
最近は記者にも「元気ですか?」と日本語で話しかけてくるようになったマグリンチィ。現在のところ覚えた日本語は、「分かりました」「分かりません」「右」「左」「大丈夫」「(私は)27歳です」などだそうだ。
(仙台担当 板垣晴朗)
2014/02/21 19:00