プロ契約2年目を迎える高木大輔が、新シーズンの飛躍を誓った。
1年目の昨季は6試合に出場したものの、不慣れなボランチで出場する試合もあるなど、苦難に満ちた“ルーキーイヤー”を過ごしてきた。菅嶋弘希らユースの同期が4人昇格したため、チームは若返っており、「僕たちの年代がどれだけ食らい付いていけるかで、ヴェルディの未来が左右される」と高木は今季の決意を話す。
「二ケタ得点を目指す。最低でも5点は取らなきゃいけない宿命にある」と高木。オランダのユトレヒトでプレーしていた“高木三兄弟”の次男・善朗も清水へ移籍するなど、本人にとっても今季はいろいろな意味で特別なシーズンとなりそうだ。
「J1は兄貴二人(俊幸、善朗)が盛り上げて、J2は三男(大輔)が盛り上げる。高木三兄弟がJリーグを盛り上げていく」と秘めたる思いを話す18歳。取材後は普通自動車の免許を取得したばかりの高木がユースの同期を最寄り駅まで送った。
(東京V担当 郡司聡)
2014/01/16 20:09