アジアの舞台で活躍する先輩の姿が高木大輔の闘争本能をかきたてている。
オマーンで開催されているAFC・U-22選手権に出場中の東京Vユースの先輩・中島翔哉が第1戦のイラン戦で“スーパーゴール”を奪取。昨季とは見違えるプレーを披露している中島について、高木は「ショウヤのありのままのプレーが出ている。やっぱり刺激を受ける」と話す。
自身もこのオフ期間にはU-19日本代表のベトナム遠征に参戦。U-19代表が参加した『U-19国際フットボールトーナメントNutifood Cup 2014』では、第3戦のU-19・ASローマ戦などに出場。さらなる国際経験を積んだ。
今年はFIFA・U-20W杯(ニュージーランド)の出場権が懸かったAFC・U-19選手権を控えており、「(U-19)代表にとって、U-20W杯出場は宿命」と語る高木。
「小5ぐらいから世界を見据えている」という中島の活躍に刺激を受けた18歳は、「世界にはスーパーな選手がたくさんいる」と心待ちにしている世界の舞台を、自身の力で手繰り寄せる覚悟だ。
(東京V担当 郡司聡)
2014/01/16 20:06