
“外様監督”の周囲には、いつしか冷めた空気が流れるようになっていた。
第32節・横浜FM戦で象徴的なシーンがあった。途中交代を命じられた前田はベンチ前に立つ指揮官と握手を交わさず、避けるようにベンチの裏側へ回った――。
11月26日、クラブは関塚監督の2013年限りの退任を発表した。決め手となったのは選手との距離感だった。関塚監督は第14節・C大阪戦よりチームを指揮。4戦負けなしとまずまずのスタートを切ったが、その後3連敗。勝利から遠ざかると、徐々に求心力を失っていった。
(12/26発売2013年イヤーブック、「エル・ゴラッソ 2013 J1総集号」より抜粋)
前線の煌き。眠れる才能の“覚醒”
■[COLUMN]柿谷曜一朗
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2013/12/26 20:04