風が弱く温暖で、この季節にしては過ごしやすい空気の中で行われた17日の練習だが、「暖かい日の翌日は雪になりやすい」のが甲府盆地の天気。市内は初雪こそまだだが、練習場でもスタッドレスタイヤの履き替えを巡る情報交換が行われるなど、本格的な冬の到来に向けた準備をそれぞれが進めている様子だった。
城福浩監督も「明後日はどうも雪らしい」と天気予報をチェック済。山梨県内は水曜の晩から、木曜の朝にかけて、降雪の予報となっている。甲府は22日の天皇杯準々決勝でJリーグ王者・広島と戦うが、彼らの前に天候、移動、練習環境という三つの“敵”に直面しなければならない。城福監督は「僕らは(移動に)7時間かけますけど、前日は向こうに行って公園で身体を動かすだけなので、金曜日までにすべての準備を終わらせておく」と早めの備えを口にしていた。
(甲府担当 大島和人)
2013/12/17 22:23