トライアウトには、今季限りで契約満了となった“ミスター愛媛”赤井秀一の姿もあった。「現役にこだわってやっているので、自分の持てるモノをしっかり出して、『どこかのクラブから声がかかればいいな』と思って一生懸命プレーした」という赤井は、紅白戦の1本目で相手最終ラインの裏を突いて得点を挙げるなど、その実力を証明した。
愛媛一筋で10年間プレーしてきた赤井だけに、「なかなか知っている選手も少ないし、こういう(トライアウトのような)場は経験したことがなかった」とその難しさも吐露したが、一方で「こういう場を経験できたことが将来につながると思うし、思い切ってやろうという気持ちでやっていた。そういう意味ではモチベーション的にはポジティブにやっていた」と前向きな言葉もあった。
「いま自分ができる精一杯のプレーを出すという意味では、それはできた。あとは待つだけ」という赤井に、朗報は届くか。(片村 光博)
(BLOGOLA編集部)
2013/12/17 21:35