Jリーグの選手・監督がプレミアリーグを語る連載企画『俺のプレミア』を本紙エル・ゴラッソより転載。今週は、松本・喜山康平の前編をお送りする──
首位を走るアーセナルの好調を支えるエジル
——プレミアリーグの魅力を挙げるならば?
「いろいろなタイプの指導者が集まっていて、個性のあるチームが多いですよね。エヴァートンは昨季、ウィガンの監督だったマルティネスがパスサッカーを見せています。昨季、ラウドルップが監督に就任してリーグカップを制したスウォンジーも個性的だし、今季からペジェグリーニが指揮を執るマンチェスター・シティは、やはり昔のビジャレアルのようなサッカーもしています。一方、マンチェスター・ユナイテッドは昔っぽいサッカーに戻りつつある」
——アーセナルを応援されているそうですが、今季はどうですか?
「いいですね。エジルが入るだけでこんなに変わるのか、という感じです。周りの選手もエジルを探しているし、彼のレベルに合わせるように全体の質も上がっています。あとはフラミニの加入も大きいですね。タイトルの獲得もあると思っていますけど、前と後ろの選手層が薄い気がするので、そこをどうするかですね」
——プレミアでプレーするとすれば?
「バチバチのダービーを体験してみたいです。アーセナルならばトッテナムが一番のライバルですね。トッテナムの本拠地には一回行ったことがありますけど、サポーターがギラギラしていて、絶対に負けられない雰囲気があります。イギリス人は基本的に戦う、ファイトする選手が大好きなので、激しいフィジカルコンタクトは見ごたえがあります」
(エル・ゴラッソ本紙11/1・2号より)
(BLOGOLA編集部)
2013/11/01 12:34