ルーキー・蜂須賀孝治はJFA・Jリーグ特別指定選手だった昨季の最終節・FC東京戦で、途中出場によりJデビューを飾った。2−6の大敗という苦い結果だったが、大きな経験だった。
「もう遠い昔のよう」と本人が感じているその日から1年を経て、蜂須賀は同じ味スタのピッチに、あの時よりも長い時間、立とうとしている。
「この一年でどれくらい成長できたかわかりませんが、自分の持ち味をしっかり出しきることは忘れないようにしたい。それがチームの結果につながると思うので」とFC東京戦での全力プレーを誓う。
特別指定時代の昨季終盤も、この時期も、プロとして仲間との別れを経験している蜂須賀は、「同じ寮生の越後(雄太)が今季でチームを去ることに寂しさもありますが、彼も前を向いているし、自分もプロとして今は感傷的になるときではないと思っています。まずは今季を一緒に戦って結果を出し続けたい」と決意している。
仙台の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(仙台担当 板垣晴朗)
2013/12/05 22:46