29日の練習後、12月1日に行われるJ1昇格プレーオフ準決勝・千葉戦に臨む徳島の小林伸二監督は晴れやかな表情で「今週はチームが明るいし軽い。吹っ切れて、ハツラツとしている感じがする」と話した。「いままでのルールなら自分たちはノーチャンス。普通だったら(昇格のチャンスは)ない。だから思い切ってやろうと(選手には)伝えた」とも続けた。
千葉との一戦を前に津田知宏は「個人的には、(4位で昇格を逃した)2年前の思いは持っている。人生を懸けるではないけど、そういう思いを持たされた2年前だった。そこにチャレンジする意味は大きいと感じている」と話した。
また、得点から遠ざかっている自身の現状については「今は2年前の自分と重なる部分もある。試合には出ているけど、結果は出せていない。フィットしていない感じもある。あと2試合、自分がどういうふうに変われるか」と語りながらも「沈んでいるぶん、バーンとジャンプできるように。最近取れていないぶん、爆発したら大きいと思う」と、明るい表情で前を見据えている。
徳島の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(徳島担当 小田尚史)
2013/11/29 19:44