22日、横谷亮アシスタントコーチに(言える範囲で)大分戦に向けた守備の展望を語ってもらった。横谷コーチは『分析担当』でもあり、京都や大宮でも従事したスカウティングのスペシャリスト。対戦チームの直近試合は現場でチェックし、チームにフィードバックしている。
「チームとしての総決算を出せるか、そして相手の勢いを凌げるか」。
大分戦における大きなテーマはこれだ。
まずは「パスの出所を抑える」こと。
大分の攻撃のスイッチを入れる木村祐志を封じられるかがポイント。木村から前線の高松大樹にくさびが入り、ポストプレーから木村本人やロドリゴ・マンシャが前向きで受ける環境を作り出してくる。
また、オーソドックスな[4-4-2]の形をスタートポジションとしながら、サイドの木村が中に入ってボールを受け、それと同時に逆サイドの為田大貴が縦に抜けていくなど「オーガナイズを自ら崩してくる」ことも特長といえる。
多少揺さぶられようとも、甲府が作る「網のなかで自由を奪う」ことはできるかは、注目点となる。(田中直希)
甲府の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(BLOGOLA編集部)
2013/11/23 10:59