半月前にもこのブロゴラで紹介させてもらった練習場の柴犬君。名前は「イヨマル」。あれ以来、「愛フィールド梅津寺」で練習が行われる際はいつも練習場に顔を出しています。そして、最近になってイヨマル人気がグングン上昇中なのです。
このイヨマル、北島通訳が保護しているワンちゃんで、練習へは北島通訳、バルバリッチ監督に同伴して出勤(!?)。練習中は日影でゆっくり休んだり、地面を黙々と掘ったり。レクリエーション中心のメニューの時はピッチに入って激しく駆け回ってます。そのアジリティ能力の高さは“別格”で、どの選手もついていけていません。半月前は、まるで小学校の校庭に犬が乱入してきたようなザワザワした空気がありましたが、いまではすっかり練習場にも選手にもなじんでいます。
また、このイヨマルが練習場にいることで練習の雰囲気も心なしか良くなっているのも確かなよう。練習中は、時に鬼の形相で激しく叱咤するバルバリッチ監督ですが、北島通訳によると、「シェフ(監督の愛称)も犬好きだし、この犬がいることでシェフの気持ちも和らぐ。選手もシェフが犬と接する姿を見てホッとしているみたい」と、練習中の殺伐とした空気も若干和らいでいるようです。
愛くるしいルックスに加えて、天真らんまんで人懐っこい性格ということもあり、練習場に訪れるサポーターへのウケも抜群。シッポを激しく振りながら駆け寄ってくるなどファンサービスも抜かりなし。イヨマルが練習場に通うようになってからというもの、チームの調子も上向きなっており、いまや梅津寺のアイドル的存在になっています。
(愛媛担当 松本隆志)
2012/10/05 18:16