今節の岐阜戦で裏方の兄弟対決が実現しそうだ。これまでのJリーグでも選手同士や指導者同士の兄弟対決は何度かあったが、それぞれ通訳を担当する選手がこの試合にメンバー入りとなれば、J史上初(!?)の通訳の兄弟対決となる。
愛媛のポルトガル語の通訳を務める岩崎ブルノ通訳は「(岐阜の通訳は)僕の弟なんですね」と明かす。「僕は『ブ・ル・ノ』。弟は『ブ・レ・ノ』なんです」と一文字違いの弟はサッカーの通訳としては先輩にあたるが、チームとしての勝負はもちろんのこと「自分たちも勝負ね。負けたほうが食事をおごることにしている」と負けられない気持ちはお互いに強く持つ。
とはいえ、普段から「メールをしたり、電話もしている」仲の良い兄弟。「久しぶりに会えるから楽しみだよ」というのが本音のようだ。もちろん、愛媛側からすればブルノ通訳に試合で“兄の威厳”を見せつけてもらいたいところだが。
愛媛の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(愛媛担当 松本隆志)
2013/11/07 16:52