勝てば昇格が決まる第39節・京都戦を控えた2日、神戸は軽めのメニューで汗を流した。それぞれがモチベーションを研ぎ澄ます中、橋本英郎もまた、「楽しみな大一番というふうに思えたらいい。いっぱいお客さんが入ってくれるし、緊張感が高まる。いつもどおりできるかですね」と、意気込みを話した。
京都の前線には、G大阪で同僚だった横谷(繁)選手がいるが、「万能型なので悪くないと思う。本来もう一人パートナーがいるべきだと思うけど、もしかしたら山瀬(功治)君がパートナーの形でやってるのかも。そんなに強制されてる感じがないし、周りもそれに反応できる選手がいるので」と分析。
前回対戦時とは違う布陣を京都が組んでいることについては、「ドリブルが得意な選手を生かせる形になったんじゃないか」と、警戒感を強めた。
想定されるのは白熱必至のタフバトル。90分の流れを読む橋本の頭脳が、J1昇格をつなぐ欠かせぬ力になりそうだ。
神戸の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(神戸担当 小野慶太)
2013/11/02 18:49