群馬は1日、紅白戦を行い、アウェイの北九州戦へ向けて最終調整を行った。チームメートの不祥事が発覚した直後の前節・岡山戦勝利後、ロッカールームでは多くの涙が流れたという。矢面に立って頭を下げ続けた植木繁晴GMが男泣きすると、秋葉忠宏監督、スタッフらが一斉に目を潤ませた。
秋葉監督は「苦境を乗り越えたことでチームは一つになった。岡山戦と同じ熱い思いと強いメンタリティーを北九州へ持ち込んで、J2残留を決める」と決意を示した。今季のアウェイ遠征は16人編成だった群馬だが、今節は18人編成。群馬はクラブに宿るすべての力を結集して北九州戦勝利を目指す。
群馬の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(群馬担当 伊藤寿学)
2013/11/01 16:40