Jリーグの選手・監督がプレミアリーグを語る連載企画『俺のプレミア』。今週は、C大阪のGKキム・ジンヒョン選手編をお送りする。──
昨年の夏までC大阪でプレーしていたキム・ボギョン。現在はカーディフの主力に
——キム・ジンヒョン選手から見る、プレミアリーグの魅力は何でしょう?
「展開が速いし、常にみんながいいポジションを取ってサッカーをしています。攻守の切り替えも早いです。その中で90分間フィジカルが落ちないところもすごい。あの中で実際にプレーしたら、本当に大変だと思う。ゴールも素晴らしい形が多い。ミドルシュートがどんどん入るイメージもあります」
——GKは大変でしょうね。
「あのリーグでシュートを止め続けるGKはすごい。GKとしての自分の仕事をまっとうしている感じがします。昔はチェフ選手(チェルシー)が好きでしたが、ほかにもいいGKはいっぱいいますね。(キム・)ボギョン(元C大阪)がいるカーディフの試合も全部見ていますけど、あのチームのGK(デビット・マーシャル/スコットランド代表)もすごいですよ」
——やっぱりカーディフの試合は見ているんですね。
「ボギョンが出ているから、見ていますね。もうチームの中心になっている。C大阪にいたころよりもさらにうまくなっているんじゃないですか。カーディフは引いてからのカウンターというサッカーをやっているけど、その中でボギョンも機能している。能力の高い選手だな、ということをあらためて感じています。相変わらず体もゴツイです。韓国代表で会ったので、いろいろ話はしました。英語はカタコトでしたね(笑)」
(エル・ゴラッソ本紙11/22・23号より)
(BLOGOLA編集部)
2013/11/22 16:58