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　今節・山形戦は新井辰也が出場停止。代わりには関田寛士が入る見込みだ。「長かった…」。関田はそうこぼす。昨季にブレイクを果たしながら、今季は負傷や木谷公亮の加入などで出番が激減。気持ちの整理は難しかったという。

　しかし外からの景色も新鮮だった。新井と木谷のプレーを見て「自分には足んないところしかないなと。それが分かっただけでもよかった」。

　もちろん先発が確約されたわけではないが、食事に誘ってアドバイスを送った新井は複雑そうに言う。「めちゃくちゃ気合い入ってるから、俺よりいいかもね（笑）」。それほど関田は、この一戦に強い思いを抱いている。

　また30日は「長かった…」のがもう一人。2012年9月14日の第33節・北九州戦で大けがを負っていた地主園秀美がついに部分合流に。度重なる手術と懸命なリハビリによりとてつもない時間を要しただけに、とびきりうれしいニュースとなった。

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