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「来季もACLに出場する権利を得るためには、現実的に天皇杯を獲るしかない」。天皇杯3回戦・岡山戦前日の15日、工藤壮人は力強く“天皇杯連覇”を宣言した。

　対戦相手の岡山には、柏U-18の同期である仙石廉が所属。その仙石について、工藤は「トップチームに入った当初はなかなかプロの選手からボールを取れずに苦戦していたけど、ボランチとしてボールを奪い切る部分は廉の成長したところだと思う」と話すなど、同期の仙石とのピッチ上での再会を心待ちにしている。

　ちなみに、生粋の阪神タイガースファンである工藤は、先日のプロ野球クライマックスシリーズ・広島との第2戦で9回裏2死から代打で登場した桧山進次郎が現役最後の打席で打ったホームランのシーンにとても感動したという。

「僕も桧山さんのように、最後を格好良く終わりたい」（工藤）。太陽王のエースは、遠い将来に訪れるだろう自身の理想の引き際について語った。

柏の選手名鑑（クラブ公式サイト）