全試合フル出場を続けていた後藤選手は、前節の京都戦を出場停止によって初めてピッチ外で試合を観戦し、改めて守備陣の奮闘が必要であることを話しました。
湘南、甲府、京都と続いた上位チームとの3連戦を振り返った後藤選手は、「上位陣に勝てなかったですけど、上位陣に対しても戦えているという気持ちが強いです。大きな差はまったく感じていない」と課題よりも自信を深めたことを話し、初めてピッチ外から見た京都戦で「あと一本(パスが)通っていればというのがすごく多いなと思った。チャンスになりそうなシーンがすごく多かったので、得点は実際に少ないんだけど、可能性はすごくあるんだなと思った」と、攻撃への大きな可能性を見出したようです。
チームは1試合平均0点台の得点率となっていますが、「僕たちディフェンスラインが頑張れば、1点は必ず取ってくれている」と攻撃陣への信頼を口にする後藤選手は、ここ4試合連続失点中の守備に目を向けて「守備を本当に頑張ろうって思いました」と、堅守を取り戻すことに強い意気込みを口にしています。
(岡山担当 寺田弘幸)
2012/07/05 19:10