兄弟対決が注目された天皇杯2回戦、柏対柏U-18では澤昌克選手の素晴らしいゴール(3点目)がありました。後半開始から投入されると、相手のキーマンである秋野央樹選手へマンマーク気味に守備し、柏U-18のパスワークを遮断。さらに正確なつなぎで攻撃を円滑化させました。それに、試合を決めるゴールです。澤選手の活躍が光った試合でした。
試合後に直撃してみると、さすがは澤選手、笑いを交えて振り返ってくれました。
「シュート前のトラップが素晴らしかったですね?」
「そうですね、スパイクに接着剤がついていたのかもしれません。エキップメント(道具係)のキムちゃん(木村将文)が、つけてくれたんだと思う(笑)」
「ニアの上を狙った、難しいシュートでしたが?」
「実は、あの角度から狙うときは、いつもそうなんですが、ファーを狙っていたんです。でも、ニアの上にいきました。結果オーライですね。天皇杯はボールが変わっていて、ぶれやすいんですが、それが良かったのかもしれませんね(笑)」
まさか、いきなり木村氏と天皇杯のボールの話が出てくるとは。これだから、澤選手の取材は刺激がいっぱいです。
(柏担当 田中直希)
2012/09/12 14:46