11日、河野広貴(写真右)が全体練習に合流した。8月4日、甲府との練習試合で左ひざ内側側副じん帯を損傷(全治6~8週間)し、リハビリを重ねてきた。練習後には「復活!」と笑みを見せた河野。久々の対人練習に「疲れた。ボールが足についてないし」とおどけながらも、充実感した表情を見せた。まだ痛みはあるが、状態を見ながら公式戦復帰を目指していく。
この日は平松大志(写真左)もポゼッションの練習まで参加した。昨年6月に右アキレス腱を部分断裂し、今季6月に合流。その後7月に別箇所を負傷して再度離脱していた。本人は「まだまだ」と語ったが、大きな一歩を刻んだことは確かだ。
ランコ・ポポヴィッチ監督は「二人が帰ってきたのは良いこと」と話し、彼らの復帰を歓迎。見せたプレーについては「広貴は思ったより良かった。彼には恐怖心がないんじゃないか。マツ(平松)はまだ自分でセーブしながら。けがしていた期間が長いので当たり前のこと」と述べている。
FC東京の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(FC東京担当 田中直希)
2013/09/12 07:30