8日の天皇杯2回戦、徳島の相手は8月21日にリーグで対戦したばかりの熊本だ。今回と同じくアウェイに乗り込んでの一戦となったこの試合では、「守備がうまくいかずに相手にポゼッションされる」(宮崎光平)難しい内容となった。そう話す宮崎は熊本県出身。「修正してしっかり勝ちたい。両親も見に来るので、点も取りたい」と意気込む。
そしてもう一人。この一戦に気持ちを高めている選手がいる。リーグでの熊本戦で決勝点を挙げた大崎淳矢だ。というのも、徳島は2回戦に勝てば、3回戦の相手はJ1の広島が濃厚。現在、広島から期限付き移籍中の大崎としては、「成長している姿を見せたいし、見返したい気持ちもある。熊本に勝って広島とやりたい」と熱い。
ただし、その大崎も、「その前に、今のリーグ戦のいい流れを切りたくないということが一番」だとも語る。リーグ戦の勢いを継続すること。J1勢と対戦すること。この2つが徳島のモチベーションだ。
徳島の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(徳島担当 小田尚史)
2013/09/06 22:29