Jリーグの選手・監督がプレミアリーグを語る新連載企画『俺のプレミア』を本紙エル・ゴラッソより転載。今週は、FC東京のGK権田修一選手編をお送りする──
——プレミアリーグの印象は?
「プレミアは、みんなが憧れるリーグだと思います。まず、フィジカルに優れていないといけない。狭いところでのプレーを得意とするあの(香川)真司でさえ、フィジカルを要求されているんですから」
——注目しているクラブは?
「欧州CLを優勝したころのリバプールが好きでした。シンプルなサッカーで、効率良く攻めるイメージ。いまで言うと、スウォンジー(昨季リーグカップ制覇)が面白い。結構、組織的に守っていて、イングランドらしくないサッカーをしています。ミカエル・ラウドルップ監督が、そういうサッカーを志向しているのでしょう」
——プレミアリーグのGKについては?
「他のリーグに比べて、外国人GKが多い印象です。スペイン、オランダ、デンマークのGKがいるし、オマーンのアル・ハブシ(ウィガン/今季はチャンピオンシップに降格)もそう。デ・ヘア(マンチェスターU)は1年目に苦労していましたけれど、あれはスペインとサッカーが違うからだと思う。スペインだったら、ショートパス主体だからGKの仕事は1対1などが多くなる。でも、プレミアだと肉弾戦になることが多く、空中戦やクロスの守備範囲が求められます。GKも競り合わないと行けないですからね。そういうところに慣れるまで、時間がかかったんだと思います(エル・ゴラッソ本紙8/6・7号より)
(BLOGOLA編集部)
2013/09/06 12:49