Jリーグの選手・監督がプレミアリーグを語る新連載企画『俺のプレミア』を本紙エル・ゴラッソより転載。今週は、名古屋の長身CB・増川隆洋選手の後編をお送りする──
(photo: Yoichi Iwata)
——プレミアを見始めたのは?
「いつぐらいだったかな。結構、前から見ていますよ。最初はチャンピオンズリーグとかからで、友達が見ていたから、その流れでビデオを借りたりして。本格的に見出したのは家にスカパー!を付けてからですね。まあ、(テレビ越しに見て)直接プレーを盗めるわけじゃないけど、でもいろいろな部分が見られるから面白いです」
——Jリーグとの違いは?
「まずスピード感が違う。シュートなども、Jリーグでは打ってこないようなシュートを打つし、そういうところも、単純に見ていてスケールの違いがあると思います」
——今年はプレミアの強豪・アーセナルとも対戦したが?
「そうですね。テレビで見るウォルコットは速いけれど、『それがどこまで速いのか』ということを実体験できた。実際、日本でも速い選手はいるけれど、ウォルコットはちょっと違う速さを持っていた。体をぶつけてくるような細かい部分でも強さは感じたし、そういうところはトップリーグでやっている選手たちならではだと思いました。いまのアーセナルだと、個人的には(サンティ・)カソルラが好きですね。もちろん昔もすごい選手がうじゃうじゃいましたけど、いまもウォルコット、ジルー、ポドルスキーなど、すごい選手がいっぱいいますよね」(エル・ゴラッソ本紙8/30・31号より)
(BLOGOLA編集部)
2013/08/30 12:10