追いつかれての1-1の引き分けが3試合続いたあと、大黒柱・秋葉勝の負傷で不安視されたボランチには堀之内聖が入り、この3連戦は7得点を挙げて2勝1分。無失点はいまだ実現していないが負けなしで8月を終え、上位追撃態勢は整った。
ただし、堀之内は「ウチの現状を考えると、引き分けではなかなか順位が上がっていかない。勝てる内容で引き分けた試合が多かったイメージがあるので、そこは勝ちにこだわってやっていきたい」と気を引き締めた。
山形は6月を3勝2分の負けなしで順調に勝ち点を積み重ねたあと、7月は4連敗を含む1分4敗で勝利なし。すると8月は一転、2勝3分とまたも負けなしで1カ月を過ごした。偶数月は負けなし、奇数月は勝ちなしのサイクルが3カ月続いているが、堀之内は「そういうのを払拭するためにもまずは勝ちたい」と、9月1日の水戸戦勝利に照準を合わせていた。
山形の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(山形担当 佐藤円)
2013/08/29 09:08