試合2日前の20日は、恒例となった非公開での紅白戦が行われた。試合ごとにメンバーやフォーメーションが変遷する福岡の出方を探るのは困難だが、奥野僚右監督はBチームに対して「前から追いかけてほしいとだけお願いした」と伝えたという。「自陣でのプレッシャーの受け方もそうだし、弾き返し方もそうだし、メリハリつけて明確なプレーをしていきたい」とイメージ共有を詰める作業を行っている。
天皇杯も含めた直近の2試合では負けてはいないものの、リードされて追いかける時間が長くなっている。しかし奥野監督は「点を与えないに越したことはないが」と前置きしながら、「90分の戦いのなかで勝敗を決するというところを、選手たちが落ち着きをもって取り組んでくれているし、そういう姿勢を出し続けられるようになってきた」と積み重ねてきた成果を評価した。
山形の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(山形担当 佐藤円)
2013/09/20 19:07