開幕して2カ月が経って右脛骨に疲労骨折が見つかり、3カ月間のリハビリを行ってきた上條宏晃が全体練習に戻ってきた。
「予定より復帰の時期が少し延びてしまった。長かったですね。でも、去年よりは今年のほうがだいぶ気持ちもしっかりとしていた」と上條はリハビリ期間を振り返る。去年も長期離脱をした経験を生かしてリハビリに取り組み、身体は一回り大きくなって復帰した。
離脱中にアタッカー陣は補強もあってライバルは増えているが、「試合に出られない不安っていうより楽しみのほうが大きい。俺はこういう勝負は嫌いじゃない。『マジで絶対にやってやる』『マジで負けねぇ』って思ってる」と闘争本能を掻き立てている上條は、復帰後の野望を語った。
「本当にプレーオフに行きたい。今年もつまずいてしまったぶん、プレーオフに出て、最後に笑いたいって思ってるんです」。
シーズン終盤戦に向けて、ギラギラしたストライカーの復帰は頼もしい。
岡山の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(岡山担当 寺田弘幸)
2013/08/28 18:29