「今年一番の危険な暑さ」などと言われる今週末、9日の大原サッカー場も例に漏れず、気温計が40℃を指すほどの酷暑に見舞われた。練習後、「暑すぎる」、「死ぬ」などと多くの選手がうなだれる中、笑顔で「この暑さも楽しい」と話したのは宇賀神友弥。
なぜ彼は暑さに強いのか。「だって、こんな中でサッカーやってる人いないよ。普通は止められるんだから(笑)」。猛暑でもサッカーをできる喜びや特別感をポジティブにとらえているようだ。
宇賀神が夏に強いことはデータにも表れており、昨季までのリーグ戦で決めた4得点はすべて7月下旬から8月に決めたもの。そのうち1点は名古屋戦だったが、一方で今季の第2節では初めて夏以外でゴールを決めたのも名古屋戦だった。「そろそろゴールが欲しいので積極的に狙いたい。夏場でしっかり決め切れるかどうかは本当に大事」と話した宇賀神。
得意の夏、そして縁起の良い名古屋戦でゴールを決められるか。
浦和の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(浦和担当 菊地正典)
2013/08/09 17:27