矢島慎也選手がSBSカップ国際ユースサッカー選手権に出場した感想を話してくれました。矢島選手は8月16日から19日まで静岡で行われたSBSカップ国際ユースサッカー選手権に参加。4試合で3試合という強行スケジュールでしたが、日本は3戦全勝(韓国戦はPK戦での勝利)し優勝。矢島選手は初戦のポルトガル戦で途中出場し、チーム2点目を決める活躍。静岡ユース戦、韓国戦には先発出場しました。
矢島選手は「全試合に出られたので良かった。1試合目は途中出場でゴールを決められたからうれしかった」と言いながらも、「韓国戦で決めたかった」とスコアレスでPK戦にもつれ込んだライバルでの一戦でゴールをできなかったことに悔しさを覗かせていました。
また、「ちゃんとした韓国代表としてのチームと戦うのは初めてだった」という矢島選手。「みんな体ができていると思っていて、そういう選手もいたけど、細い選手もいたいし、足元がうまい選手もいた。それでもやっていて韓国だなという感じがした。韓国戦はイエローカードも結構出ていて、韓国は退場者も出したけど、それから守備が良くなった。タフさとか戻りの速さ、スライドの速さは韓国の強さだと思った」と感じたそうです。
今回、SBSカップ国際ユースサッカー選手権に出場したU-19代表の目標は、2013年にトルコで開催されるU-20ワールドカップに出場すること。矢島選手も「U-20W杯には出たいし、その前に予選もあるので、それにも絡めればなと思っている」と話していました。さらに「チームで頑張ることが選ばれるために必要なことなので、まずはチームで頑張りたい」と浦和での奮闘を誓っていました。
ちなみに矢島選手が今大会でつけていた背番号は6番。攻撃的な選手だけに、やや違和感がありますが、「応援しに来てくれた人で6番をつけている人が多かった」と話しており、さすがは浦和レッズの一員、と思いましたが、「フル代表で内田さんがつけている背番号だから」。しっかりオチをつけてくれました(笑)。
(浦和担当 菊地正典)
2012/08/24 23:20