今節の神戸戦に向けて、静かな闘志をたぎらせている男がいる。アウェイでの“古巣戦”となる、近藤祐介だ。
前回対戦では3分に電光石火の先制ゴールを挙げた近藤は、「勝てる試合だったし、惜しい部分があった」と振り返り、今節についても「もちろん今回も同じようにできるとは思わないが、うまく先制できればいい」と意気込んだ。
とはいえ、勝ちなしの時期が続くチームは決して良い状態とは言えない。その中で近藤は、とにかく結果にこだわる姿勢を見せる。
「いまは内容よりも勝ち点3が欲しい。内容が悪くてもセットプレーとかで1点を取って守るのも手だと思う。泥臭くても点を勝ち点3を取りたい」
そして近藤は最後にこう付け加えた。
「マツさん(松田浩監督)も元・神戸だし、俺も神戸でやっていたんで、もちろん負けたくない気持ちはある。なんとか勝ちたい」
かつての“ホーム”で、神戸撃破を誓う。
栃木の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(栃木担当 片村光博)
2013/08/02 19:35