前節・富山戦で、今季初のフル出場を遂げた林佳祐。「最初よりも次、次よりもその次みたいに、試合勘もコンディションも上がってる」と充実感をにじませる。
そんな林が目下、力を注いでいるのが『語学』だ。「コミュニケーションが取れないと守備もしにくい」と、前面にポジションを取るマジーニョに指示を送るため、ポルトガル語の習得に余念がなく、クラブで実施する英会話教室にも熱心に足を運ぶ。
「うまくいけば3カ国語を話せるようになりますよ」と、希望に胸をふくらました林。ところが、「実はどれも中途半端。日本語もなんか、よう間違ってるって言われる」と苦笑いだ。
20日の第25節は首位・G大阪との関西ダービーとなるが、林は「サポーターは白熱しますし、自分たちもガンバには絶対に負けたくない。でも、42分の1の試合として、いつもと変わりなく試合に入っていけたらいい」とコメント。高まるモチベーションを抑えつつ、首位決戦へ準備を進めている。
(神戸担当 小野慶太)
2013/07/17 17:54