15日から、新加入のFWジミー・フランサ選手と、FW木島良輔選手がチーム練習に合流しました。練習後の、2人のコメントを紹介します。
--初日の練習を終えてみて?
ジミー・フランサ「すごく、感じはいいですね。初日っていうのは、難しいものです。誰も知らない状態だし、話し合って知り合う必要がありますからね。誰がどういうプレーをするのかも理解していかなければならない。少しずつ、チームに慣れていければ良いですね」
--ここに来るまでの、ヴェルディの印象は?
ジミー・フランサ「それは、清水エスパルスの高木俊幸に聞いていたんですよ。彼はすごく良いチームだと言っていました。ヴェルディはブラジルでも有名なチームですし、有名なブラジル人も在籍していました。だから、私も良いチームだということは知っています。クラブハウスの雰囲気も良い。すごく大きいし、きれいで、感激しました」
--清水サポーターには愛されていたと聞きました。そんな清水を離れるにあたって?
ジミー フランサ「すごく寂しい、悲しい気持ちになりました。最後の試合で。サポーターがお別れのあいさつをしてくれたりして、離れるのがつらくなりました。いまはこのチームをJ1に上げることが私の仕事です。ですが、またチャンスがあれば、エスパルスに戻りたいと思っています」
--サポーターのためにどんなプレーを見せたいか?
ジミー フランサ「強く戦い、勝利を目指してプレーし、チャンスがあればゴールを狙います。チームに貢献できるよう、自分のできること全てをささげてプレーをしたい。サポーターのみなさんには、快く受け入れてもらって、感謝しています」
ジミー・フランサ選手が加入したことで、ブラジル人が4人に増えました。ジョジマール、アレックス、ニコラスといった同僚とも、しっかりコミュニケーションをとっているようです。週末の試合から出場可能なので、いきなりの活躍も期待されます。
また、古巣への復帰となった木島選手にも話をうかがいました。
--古巣に復帰して、どんな心境ですか。
木島良輔選手「まず、協力したいという気持ち。知っている選手も多いからね」
--知っている選手も多い?
木島良輔選手「高校のときに知っている西、チームメイトだったバウルさん(土屋)、深津も太も知っている。(高橋)祥平はユースと練習したときに一緒にプレーしたし、なぜだか(森)勇介も知っている。自分がいたころからは(ヴェルディは)だいぶ変わったけど、やりやすい雰囲気があるし、だいぶラク。気をつかわなくて良いしね」
--ここでプレーするにあたって?
木島良輔選手「とにかく、1分でも良いから、早く試合に出たい。みんなと戦いたい。みんなの役に立って、それで勝てれば、チームメイトとまとまれる。だから、早く出たい気持ち」
--登録も完了し、試合もすぐに迫っていますが。
木島良輔選手「(自分の)役割というのは、分かっている。5分でも、ワンプレーでもいいから良いプレーをするということだと思う。1分だけでも良い。まずは出られるように、これから頑張っていきます」
木島選手も、すでに旧知の土屋征夫選手と食事に出掛ける姿がありました。古巣復帰ですから、なじむのも早そうです。
(東京V担当 田中直希)
2012/08/16 14:36