10日に加入が発表された福岡の新戦力・FWオズマールがこの湘南戦で途中出場し、Jリーグデビューを飾った。いきなり、最大のウリである力強く前に出て行くスピードを披露。シュートこそなかったが、そのスピードで相手の裏に飛び出しクロスやパスでチャンスメイクした。
試合後、「トレーニングを積んで、戦術を理解し、コンビネーションが良くなれば、もっといいプレーができると思います」と、日本でのデビュー戦を振り返った。
本人が言うように、日本のサッカーのスピード感やチーム戦術に慣れたら、攻撃にアクセントをつける貴重な存在になりそうだ。
さらにサポーターの応援に驚いた様子。特に名前をコールされたことで、「強い喜びを感じましたし、私のすべての力をアビスパとサポーターのために使いたい」と力強く話した。下位に低迷する福岡の起爆剤となれるか、注目していただきたい。
(福岡担当 荒木英喜)
2012/08/15 18:00