5試合ぶりの勝利となった栃木戦。試合後のゴール裏では、サポーターと一緒に勝利を喜ぶ新しい「お約束の儀式」が始まった。
「あれは、『勝ったらやりましょう』ってキタジ(北嶋)がずっと言ってて。良かったです。面白かったですね」と藤本主税が話したように、「このチームに来て、勝った後でも結構あっさり(ゴール裏から)帰っちゃうんだなというのを感じてて(笑)、なんかやろうよと言ってたんです」という北嶋の発案で、サポーターのチャントに合わせ、選手たちが一列になって踊ったのだ。
ネットにアップされている動画を見ると、若い選手たちはちょっと戸惑いながら、照れを隠せずにいる様子だった一方、北嶋、藤本を始め、藏川、南らベテラン選手がノリノリではじけているのが印象的。
「サポーターと一緒に喜べる時間って重要だし、勝ったら楽しいことがあるんだな、というのを知ってもらって、定番にしていきたい」と北嶋。
サポーターに喜んでもらうだけでなく、自分たちも勝って喜び、楽しみたいという思いもあるはず。残り7試合となったホームゲーム、できるだけ多く、このシーンを見せてほしい。
(熊本担当 井芹貴志)
2012/08/15 18:16