7月4日の練習中に鼻骨を骨折した鈴木大輔だが、10日に行われた前節・湘南戦にはフェイスガードを着用して先発フル出場。“バットマン”は視界不良だけでなく、体力的な負担も大きいようで、やはりこの酷暑下の時期には向かないようだ。
「涼しいときはいいけど、時期が悪かった。顔が暑いから、汗をかいても汗を拭えないのがキツい」と鈴木。今節の鹿島戦前日にあたる12日の練習では、フェイスガードなしでのプレーを確認しており、「フェイスガードを付けなくてもいいぐらいの回復はしている。自分としては外してやりたい」と、鹿島戦では“バットマン卒業”も視野に入れている。
次なる対戦相手の鹿島には、ロンドン世代を代表するストライカーの一人・大迫勇也がいる。「大迫は万能型のFW。空間を把握する能力もズバ抜けているので、危険な位置には入り込ませないようにしたい」(鈴木)。チームの勝利のために、背番号4は鹿島のエース封じを誓った。
(柏担当 郡司聡)
2013/07/12 18:39