前節・鹿島戦を快勝で終えた川崎F。後半途中に足をつり、途中交代となってしまったのが登里享平だが、それまでの時間では持ち前の果敢な攻撃力で敵陣を切り裂いていくなど、出色の出来を披露した。リーグ中断前に太もも裏の肉離れで離脱した経験もあるだけに「ここから連戦でもあるので、また筋肉系の負傷でチームに迷惑をかけたくなかったから、無理をしませんでした」と交代の理由を語った。
そして、記者が「賢明な選択だったね。いまは調子も良さそうだし、チームにとっても代えの利かない存在じゃない」と話すと、登里は満面の笑みで、「え!? いま、何て言いました? もう一回言ってください! 僕は代えが…」と、褒められたことに相当気を良くした様子だった。
練習でも元気な姿を見せており、ここからの切れ味あるプレーにも期待だ。
川崎Fの選手名鑑(クラブ公式サイト)
(川崎F担当 西川結城)
2013/07/09 08:10