仙台は6日の湘南戦を前に、戦術練習と紅白戦で多くの組み合わせを試している。そのなかにはリャン・ヨンギがボランチでプレーするプランもあるが、彼は特に昨季からこのポジションでの出場機会を増やしてきた。チームとしての戦い方に幅を広げる起用方法と言える。チーム自体が攻撃力を上げようと上積みを加えているなか、リャンはこの位置を「頭を使うポジション」ととらえている。
攻撃のバリエーション増加のためにボランチの位置ですべきことについて、リャンは「ボランチに入るとボールを触る回数が増えるので、攻撃面では周りもいろいろアイディアが出るように、ボールを動かしていきたい」と語った。今節のみならず、短い間隔での試合日程が続く夏場に、リャンのボランチ起用は昨季以上に攻撃面での変化をつけられそうだ。
仙台の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(仙台担当 板垣晴朗)
2013/07/04 19:25