ナビスコカップ準々決勝・川崎F戦の第1戦で、仙台は林卓人が退場処分を受けた。このPK場面から仙台のゴールを守ったのが、桜井繁だ。ピッチに入る際には佐藤洋平GKコーチから「冷静にいこう」というアドバイスを受けていたという。
ファーストプレーが川崎F・レナトのPKという難しい場面だったが、近距離のシュートストップを得意とする桜井としては「やはり、止めたかったので悔しかった」とのこと。実際に、桜井は相手の蹴る方向に手を伸ばしていた。
残り時間は10人で戦いながら、ゴールを目指してチームが前がかりになっているという難しい状況ながら、桜井は自身のファインセーブもあって、残り時間のゴールを守り抜いた。「最後に次につながるゴールを仲間が取ってくれたし、自分自身もPK(場面)より後の時間は手ごたえを得ました」と桜井。
第2戦では仲間とともにアウェイゴールを止める役割を担う。(写真は6月20日の富田晋伍の誕生日を手荒く祝うため、捕まえて水などを浴びせようとする桜井)
仙台の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(仙台担当 板垣晴朗)
2013/06/27 18:29