26日、名古屋は澤登正朗監督が指揮を執る常葉大と練習試合を行い、8-3(5-2)で大勝した。ストイコビッチ監督は課題を口にしつつ、「良い印象を持っている。沢登さんに会えたこともうれしかった」と喜んだ。
この試合で大車輪の活躍を見せたのは藤本淳吾。8分にミドルシュートで先制点を挙げると、右クロスから田中輝希、小川佳純、左CKから増川隆洋の得点をアシスト。さらに43分には自身2得点目を叩き込み、主力組が出場した前半の5ゴールすべてに絡む働きだった。活躍を問われた藤本は「足下やシュート(の精度)は良かった」と言いつつ、「もっと迫力を持って攻撃できるようにしたい」と振り返っている。
飛騨古川キャンプから新たな戦術に取り組んでいる名古屋。藤本のみならず多くの選手が課題を口にしていたが、成果があったことも確か。リーグ戦再開へ向け、巻き返しの準備は着々と進んでいる。
名古屋の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(名古屋担当 村本裕太)
2013/06/27 13:01